2010年04月22日

うなぎと餃子

浜松に引っ越した時に驚いたことのひとつ(ふたつ?)はうなぎ屋の多さと餃子屋の多さです。

浜松以外の人間に言わせるとまず「浜松と言えばうなぎだよね」と答えますが、地元っ子の多くから「そんなにしょっちゅう食べてるわけじゃないよ」という声を聞いていました。本当のところどうなんだと思いつつ暮らした結果わかったのは、「他地域と比べてやっぱりうなぎ率は高かった」ということでした。

当時の自宅から半径500m以内にうなぎ店が10軒はありました。大体誰に聞いても「私はここがウマいと思う」という店を持っています。需要が多いので競争が働き、総体的にレベルが高く、また安いです。そんな環境で過ごしていると、なんとなくうなぎ屋に一人で入ってしまうようになります。群馬や東京で生活していた時には当然そんなこと一度もしたことは無いし、「一人うなぎ」というコンセプトを思いつきもしませんでした。

餃子消費量が宇都宮以上だという話は引っ越す前から聞いていましたが、暮らしてみるとこの街の特異性が実感できました。餃子専門店の多さ。「持ち帰り餃子専門店」というそれまで見たことの無かった業態。ラーメン屋に必ず餃子がある&ほとんどの人が餃子をオーダーしている、スーパーの餃子売り場の充実ぶり、等々。私もご多分にもれずラーメン屋でほぼ餃子を頼んでました。また、仕事帰りにスーパーで生の餃子を買い、家で焼いてビールとともに食す「ビールと餃子@ホーム」を月に2回以上やっていましたが、この習慣も、浜松に住んでいた時限定のものでした。

うなぎも餃子も、浜松の暮らしに根付いているものなんですね、
ほとんど空気のように、「え、べつに普通でしょ?」と感じる境地に達してます。
そこには私のような、他の街から来た人間を、グワッと飲み込むパワーがありました。
「街の食文化」というもののチカラだったのかもしれません。
そして食文化に飲み込まれるのは楽しい、ということがわかりました。



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